040先生と私
生涯に渡って長く親しくして頂いた先生の訃報が先々週にあり、少し調子を崩していた。私の誕生日に永眠されたとのことで、これでまた生涯決して忘れない事となるだろう。
驚くほど多くの方から尊敬された方だったので、まぁ先方にとって私は、いつまでたっても時々見る小娘位の感じだっただろうし、私の方も高名な方だから適切な距離感でそれ以上は踏み込まずにいた。
5年ほど前、やはり先方が体調を崩された時、近くの公園で直販していた農家の蜂蜜が手元にあり、包装もせず、玄関先に「大丈夫ですか!!」と駆け込んだ事が思い出される。
幼少期にピンポンダッシュをして怒られた玄関先で、年老いた先生が喜ばれていて、いわば最後まで私は近所のガキンチョだった。
病の痛みや苦しみから解放され、天に召され、これからもどうぞ安らかにお過ごしください。私自身は今でも全く距離を感じず、振り返れば先生の笑顔が見えるようです。

