042通勤電車でのこと
朝の通勤電車でのことである。髪に白髪が混じる事もあり、最近はむしろ邪魔にならないよう、朝は優先席に腰かけている。
私は都内への通勤者のため車より圧倒的に電車に乗っている。電車の方が時間が正確に見込める事と、環境の事を考えている。
「何も私が車を運転しなくてもいいだろう」と割とのんきな感じで好んで電車に乗っているという面がある。
今朝の通勤電車、途中で身重の若い女性が乗車してきた。
最初私も気づかなかったが、ふと目をあげた瞬間『こどもがお腹にいます』ホルダーが目に留まって、慌てて立って席を譲った。当たり前の事だ。
ふと見てみると隣2人(つまりホルダーを視認できる位置に座っていたの)は彼女の同年代か、それよりちょっと下の若い女性で、正直驚いた。
2人とも若く、他人受けしそうな女性で、一人は文庫本を平然と読んでいた。
何か物の怪の一種なのかもしれないと思った。


